JR東日本は14日、「TRAIN SUITE 四季島」(四季島)の運行5周年、鉄道開業150周年を記念した2泊3日コースの販売を始めた。設定日は10月28~30日。四季島への乗車のほか、国指定重要文化財である東京駅の特別見学や、鉄道開業150周年記念展の鑑賞など、「鉄道の旅」への造詣が深められる旅を用意する。
四季島は、四季折々の鉄道ならではの旅を提供することを通じ、地域の魅力を掘り起こし、情報を発信することで「地域をつなぐ懸け橋」となることを目指して運行。2017年5月1日から運行を開始し、今年で5周年を迎えている。また、1872年10月14日に日本で鉄道が開業し、今年で150年を迎える。
同コースでは、初日に東京駅内の普段は入れないエリアを訪れるほか、東京駅丸の内駅舎内にある東京ステーションホテルで前夜祭を開き、四季島初代総料理長である岩崎均氏による特別ディナーを提供するなど、特別な体験を用意する。2、3日目は四季島に乗車。新潟・燕喜館(古町芸妓の舞鑑賞)や山梨・勝沼ワイナリーなどを巡る。
旅行代金は大人1人56万円から(2人1室利用)。